令和元年度 沖縄県総合防災訓練が9月1日(日)、宮古島にて行われました。
場所は、トゥリバー埋め立て地です。
宮古島では、5年ぶりの開催です。
ブログ内記事:本番さながら…平成26年度 沖縄県総合防災訓練 行ってきましたよ〜。♪
https://harekumo.ti-da.net/e6720045.html
自分は、今回「エフエムみやこ」さんに声をかけていただき、生放送での訓練現場からの現場リポートを、エフエムみやこラジオパーソナリティの塚原さんと担当することになりました。
真っ青な空!
写真ではよく見えませんが、自衛隊の、F15戦闘機の登場から、防災訓練(午後の部)が始まりました。
塚原さんと、現場の様子を伝えるレポーターを、頑張りました♩
これすごい!
自動起動ラジオ!
緊急信号を受けると、自動で電源が入り…、なんと!、最大音量で、非常放送を伝えることができるんです!
これは良い!
是非、宮古島市で導入してほしい!
だって、だって、Jアラート全然聞こえないもん。
参考:総務省 コミュニティ放送等を活用した自動起動ラジオ地域事例集」の公表
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu12_02000084.html
それにしても、今回目立っていたのは、やはり自衛隊の車両、そして迷彩服を着た自衛隊員のみなさまです。
会場では、自衛隊の災害時に活躍する、特殊な車両や、設備が紹介されていました。
洗濯機、乾燥機を乗せた車両、水1tを運べる車両、煮る、炒める、揚げる、焼くといった炊飯が、一度に250人分できる車両、野外入浴設備と、災害時の生活を支えるものから、NTTや、AUの、災害時の通信を確保する設備がずらりと並んでおり、災害時には、どれも必要だよなぁ、と、驚くやら、感心するやらです。
ちなみに、野外入浴設備は、沖縄ではまだ使われたことはないとのこと。
ずっと、使われないことを願います。
社会福祉協議会は、島外からのボランティアを、受け付けする訓練を行うために参加していました。
成る程、これも重要だ!
面白かったのが、この装置!
車椅子を利用している方を、楽に誘導できるようにするもので、その名も「JINRIKI」!
通常後ろから押して介助する車椅子ですが、これは前方から人力車を引くように、車椅子に乗った方の移動を介助します。
確かに楽チンでした。
さあ、避難が始まりました!
警察、消防、自衛隊、それだけではありません、災害にあった車両の移動のためにJAFや、炊き出し用のプロパンガスを積んだ民間車両も、訓練現場に続々と登場しました。
また、救急車は、宮古島のみならず、那覇、浦添、宜野湾、島尻と、沖縄本島からの応援車両も多数駆け付けてくれました。
そして、消防署、自衛隊、消防団による、救助訓練が始まりました。
これがもう、実践さながらで、ちょっと怖くなってきました。
怖いのですが、一方、頼もしい!、とも思いました。
現場では、数機のヘリコプターも登場しました。
すごい迫力です!
エフエムみやこ の生放送と、防災訓練が終わり、撤収作業をしていると、沖縄県知事の玉城デニー氏が、エフエムみやこがスタジオとして使っていたトレーラーハウスに視察に訪れてきました。
宮古島市長も一緒でした。
市長!
あの、自動起動ラジオ!
是非導入して、宮古島の全世帯に配布して欲しいな。
撤収が終わり…
夕方ランニングをしました。
午前中防災訓練が行われた下崎埠頭では、自衛隊の輸送船が、自衛隊車両の格納を行なっている最中でした。
改めて、防災意識を高めてくれる時間でした。
災害は怖い!
怖いけど、怖い、怖いとだけ言っていられません。
訓練していないことは、いざという時にできません。
地震のとき、津波のとき、避難はどこにするんだっけ?
防災について、意識し、頭に置いておくだけでも、いざという時が変わってきます。
逃げること、そして、助け合うこと!
そうすれば、今回の訓練のように、島内、島外から、きっとたくさんの救助者が、自分たちを助けてくれます。
もしも!も
まさか!も
必ずや、いつかやってきます。
宮古島にも、かつて大きな津波が押し寄せた記録が残っているのです。
過去に起きたことは、必ずまた起きます。
防災意識を高めましょう!
それにしても、素晴らしい防災訓練でした。
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