なんと第30回! その歴史に幕を閉じる…最後の 光の村養護学校 宮古島トライアスロンへの挑戦!

なんと第30回! その歴史に幕を閉じる…最後の 光の村養護学校 宮古島トライアスロンへの挑戦!

毎年恒例の、もうひとつの宮古島トライアスロン !

それがこの、高知県の光の村養護学校土佐自然学園、埼玉県の秩父自然学園の高等部3年生の合同行事である、宮古島トライアスロン卒業旅行なのです。

彼らはこの旅行で、障がいの程度により距離の短縮といった調整はあるものの、3日間かけて水泳1.5km、自転車155km、ラン42.195kmに挑戦します。

宮古島トライアスロンクラブは、この卒業旅行のサポートを毎年させていただいてます。

今年は6名の生徒のサポートをさせていただきました。

自分の役割は最終日のラン42.195kmでの、生徒1名のペースメーカーです。

結果、6名の生徒が全員完走!

6名の若きストロングマンが誕生したのです。

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まだ薄暗い早朝6時半、宮古島市陸上競技場をスタートです!

6名の生徒を支えるのか、光の村学園の先生、保護者の皆さん、そして宮古島トライアスロンクラブの呼びかけに集まった5名のボランティアアスリートです。

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可能性は無限である!

生徒達は、それを体現してくれました!

ここは16km地点です。

大きな背中の彼は、なんと4年前の卒業生!

今回は別グループを走る弟の応援に来島し、彼自身も4年ぶりのフルマラソンに挑戦したのです。

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26km地点です。

沿道の応援を力にゴールに向かって走ります。

…しかし、この辺りから度々立ち止まってしまう場面が見られるようになってきます。

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そんな彼を、西城保育所の子供たちが励まします。

次第に元気を取り戻した彼は、順調に距離を伸ばして行きます。

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35km地点!

発汗量を見ながら、水分補給を促します。

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城辺線から、下里大通り、そして市場通りまで来ました。

残りは3kmを切りました。

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残り500m!

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ついに3日間の、いや、3年、他の生徒によっては6年に及ぶ学園生活の目標のゴールである、宮古島市陸上競技場の入り口です!

お母さんの話では、彼が光の村学園に入学した時の身長は150cm、なんと体重は90kgだったのだそうです。

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ゴールテープの前では、保育園児たちの盛大なお出迎えがありました!

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感激!

そしてゴール!

休憩を除いての完走時間は(信号待ちは含む)、4時間45分!

アベレージは、6分45秒/1km!

これは速い!

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3日間で、水泳3km、自転車155km、ラン42.195kmを泳ぎ、漕ぎ、走り切った彼は、この日ストロングマンになりました!

本当に素晴らしい!

ゴールした彼にはヒーローインタビューが待っていました♩

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そして!

4年前の卒業生であり、苦しみながらも4年ぶりのフルマラソンを完走した彼は、ゴール後、この卒業旅行に参加している弟を堂々と出迎えます!

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そして、弟と一緒にゴール!

感動しました。

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彼と、先生と、親御さんと一緒に走った42.195km

けっして一人では経験出来ない、たくさんの経験をさせていただきました。

なんと第30回! その歴史に幕を閉じる…最後の 光の村養護学校 宮古島トライアスロンへの挑戦!

高知県の光の村養護学校土佐自然学園、埼玉県の秩父自然学園の高等部3年生の合同行事である、30回目の宮古島トライアスロン卒業旅行が終わりました、

30年間で、399名が目標に応じての宮古島のコースを完走しました。

そして、この卒業旅行は、今年が最後となることが、全員のゴール後、光の村学園から私たちに報告されました。

理由は、生徒の障害の重度化と多様性、飛行機移動や不慣れな場所での生活に対応できない生徒がいること。

そして、宮古島の交通量の増加です。

交通ルールを理解出来ない生徒にとって特にバイク競技は危険が伴い安全の確保が難しいことも理由として挙げられていました。

勿論、親御さんたちの経済的な負担もあります。

なんと第30回! その歴史に幕を閉じる…最後の 光の村養護学校 宮古島トライアスロンへの挑戦!

光の村学園の、トライアスロンへの挑戦は続きます。

ただ、宮古島での卒業旅行はなくなりました。

この報告を受け、宮古島トライアスロンクラブの会長は、光の村学園の学園長にこう応えました。

創立50年の光の村学園の歴史の中で、30年も宮古島に来てくれて、有り難うございました。

この縁はずっと続くので、何かありましたら何時でも又声をかけてください。

会長が、普段よりカッコよく見えました。


ブログ内記事:第28回もう一つの宮古島トライアスロン
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