読了!祥伝社 折原一著「黒い森」は解決編が袋綴じの不思議な作りの小説でした!

読了!祥伝社 折原一著「黒い森」は解決編が袋綴じの不思議な作りの小説でした!

読了しました!

祥伝社 折原一著「黒い森」です。

ミステリーツアーの目的地で待っている。

恋人からの1通のメールだけを頼りに参加したミステリーツアーの行き先は、広大な樹海の中にある山荘だった。

この小説で目を引くのは、何と言っても本そのものの作りです。

読了!祥伝社 折原一著「黒い森」は解決編が袋綴じの不思議な作りの小説でした!

小説は、生存者編と、殺人者編に分かれているのですが、写真のように、2編はそれぞれの表紙に1ページ目から始まっていて、本をひっくり返して、それぞれ本の中心に向かって読むようになっています。

そして2編が合流する本の中央に、袋綴じになった解決編が用意されているのです。

これは何とも不思議な作りです。

さて内容ですが、グングンと読み進められるスピーティーな展開で、あっという間に読み終わってしまいました。

ただ主人公を始め、登場人物像が上手く頭の中で描けないというか、感情移入がしにくかったなーというのが感想です。

行き先が何処だかわからないミステリーツアー…小説のようなミステリーツアーは嫌だけど、面白そうだな。



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