夜中に「おおっ」と声を上げました…辻村深月著「名前探しの放課後」面白かった！

辻村深月著

名前探しの放課後

読み終わりました。



「今から、俺たちの学年の生徒が一人、死ぬ。
　…自殺、するんだ」
「誰が、自殺なんて」
「それが…きちんと覚えていないんだ。
　自殺の詳細」

　不可思議なタイムスリップで
　三ヶ月先から戻された依田いつかは、
　これから起こる”誰か”の自殺を止めるため、
　同級生の坂崎あすなと
　”放課後の名前探し”をはじめる…」



「あいつだ。俺、思い出した」
「あいつ？」
「クリスマス・イヴの終業式の日の自殺者。
　あいつに間違いないよ。今日、思い出した」

　”誰か”の自殺を止めるための
　”名前探し”も大詰めに。
　容疑者を見守る緊迫感、
　友達と過ごす幸福感の両方に満ちた
　やさしい時間が過ぎ、
　ついに終業式の日がやってくる…

面白かった。

伏線がたっくさんあって、それが、もう伏線ですよって分かる伏線なのに、どこに繋がるのかサッパリ分からない。

物語が一件落着するかに見えて…あれ？まだページたくさんあるけど？

そこからの急展開です。

思わず夜中に「おおっ」て声をあげちゃいました。

最後の最後に「ん？」と分からない部分があり、そこだけはググっちゃいました。

すると…

なるほど！

大分前に読んだ、同じ辻村深月さんの著書「ぼくのメジャースプーン」と繋がっていたのですね！

納得です。

勿論「ぼくのメジャースプーン」を読んでいなくても楽しめますが、読んでいるとゾワゾワさが増します。

面白かったです。

楽しい時間をいただきました。

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Amazon ぼくのメジャースプーン
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